ゲームフリークが選択式週休3日制を4月より導入 育児・介護・看護といった社員の事情に合わせた働き方を実現

 ゲームフリークは、2022年4月より「選択式週休3日制」を導入していたことを発表した。本制度は、育児・介護・看護を目的として希望する社員が、土・日曜日に加えて1週あたり1日の休暇を追加取得できるというもの。給与は通常の週休2日制と比較して、基本給・賞与の8割支給となる。

 対象は小学生以下の子を養育している、もしくは家族の介護・看護が必要な正社員。制度をは1ヵ月単位で利用可能となっており、子供の夏休み期間や、一時的な介護・看護など社員の事情に合わせて活用できる。

 2022年に入り、NECやパナソニックホールディングス、日立製作所など選択式週休3日制の導入を検討する企業が増えている。キャリアバイブルが4月に実施した、正社員の男女500人を対象としたアンケートによると、72.5%の方が「週休3日制で働きたいと思う」と回答しているという。

 週休3日制を希望する理由として、「休みが増えることで気持ちに余裕が生まれて、仕事にも良い影響が出るのではないか」という考えが多いようだ。

▲キャリアバイブル(運営会社:株式会社NEXER)の調査による。

 ゲームフリークはこれまでにも時差出勤制度、1時間単位で取得可能な有給休暇制度など、在宅勤務制度を設けてきた。今回の選択式週休3日制の導入によって、より柔軟に個々の事情に合わせた働き方が実現できることになりそうだ。

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島中 一郎(Ichiro Shimanaka)
島中 一郎(Ichiro Shimanaka)https://www.foriio.com/16shimanaka
ライター。ゲーム・アニメ業界を中心にニュース記事の執筆、インタビュー、セミナー取材などマルチに担当。ボードゲームが趣味であり、作品のレビューや体験会のレポートを手掛けるほか、私生活で会を催すことも。無類のホラー好き。

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