Netflix、5月中に配信の新作4タイトルを公開 放置ゲームや人気テーブルゲームをリリース

 Netflixは、5月中に配信される新作モバイルゲーム4タイトルを公開した。5月31日までに配信が開始される各作品は映画やドラマと同様にNetflix会員であればサービスの一環として楽しむことが可能だ。

 今回公開されたタイトルのうち、『ドラゴンアップ』(開発元: East Side Games)、『ムーンライター 店主と勇者の冒険』(開発元: 11 bit studios)、『Townsmen: キングダムリビルト』(開発元: HandyGames)は発表と同日にリリース。現在はApp Store、Google Playからダウンロードできる。

 『ドラゴンアップ』は今回配信されるタイトルの中で最もカジュアルな放置系のアドベンチャーゲームで、ドラゴンやその巣をアップグレードしてドラゴンの生息地をアンロックしていく。ゲームとしては少し古いもので、2012年にリリースされた同作を再リリースする形となっている。

 続く『ムーンライター 店主と勇者の冒険』は2018年にリリースされているアクションRPGで、ショップ経営とダンジョン攻略というふたつの要素が組み合わさったゲーム性を持つ。リリース年にはGame InformerのBEST INDIE GAMES OF GDC 2018などにノミネートされている。

 『Townsmen: キングダムリビルト』は中世を舞台に小さな町を大きな国へと発展させる街づくり系のシミュレーションゲームだ。本作もまた『ドラゴンアップ』同様に10年ほどの長い歴史を持つ作品を再リリースする形ではあるものの、再リリースに伴いアプリ内の購入や広告が削除されるほか、新しいマップなども追加されている。

 上記3つのタイトルから少し遅れて、5月31日に配信が予定されているのは国内でも販売されているテーブルゲーム『こねこばくはつ(原題:『Exploding Kittens』)』のモバイルゲーム版『こねこばくはつ: ザ・ゲーム』だ。

 『こねこばくはつ』は2015年にkickstarterで22万人近くの支援を集め、大ヒットとなったカードゲーム。リリース後にはさまざまな賞を受賞し、『こねこばくしゅく』など拡張セットも発売しているほか、2023年にはNetflixでのアニメ化を予定している。

 『こねこばくはつ: ザ・ゲーム』のゲーム性はオリジナル同様で、山札から順番にカードを引いていき、「こねこばくはつカード」を引いてしまったプレイヤーが敗北。最後まで「こねこばくはつカード」を引かなかった、あるいは特殊効果のあるカードで爆発を回避したプレイヤーが勝利するというシンプルなものだ。

 ゲーム性自体には大きな変更点がない一方で、Netflixメンバー限定カードとして、山札内にある一番上の「こねこばくはつカード」の位置を教えてくれる「レーダーカード」と、山札の順番を逆転させる「ひっくり返しカード」の2種類が追加される。

 なお、『こねこばくはつ: ザ・ゲーム』では今後、アニメシリーズとの共同企画として、アニメシリーズに基づいた限定カードの拡張パック追加が予定されているようだ。

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富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
プラットフォーム問わず、FPSやRPGなど多種多様なジャンルをプレイする雑食ゲーマー。人生を変えたゲームの魅力を伝えるため、WEBメディアを中心に活動中。

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