
Cygamesは、コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2020(CEDEC2020)、および2021(CEDEC2021)にて同社のスタッフが実施した講演を、公式YouTubeチャンネル上で期間限定公開した。
CEDECはコンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する国内最大級のゲーム開発者向けカンファレンスで、開発事例などを元にさまざまな講演が行われている。
今回公式YouTubeチャンネル上で公開されたものは、昨年8月にも期間限定公開されていたCEDEC2020実施の5講演に、CEDEC2021実施の2講演を加えた7種。
各講演では若手エンジニアの育成やAIを用いたゲーム制作効率化などゲーム開発環境に関するノウハウだけでなく、『グランブルーファンタジー』のリアルイベント「グラブルフェス」などのファンイベントに関するプランニングの知見なども公開されている。
過去に実施された講演を公開したCygamesだが、同社は2022年8月23日(火)~8月25日(木)に開催される、CEDEC2022にて4つの講演を実施予定。

開発言語統一により効率化した開発事例や、AIを用いたゲームシナリオの誤字脱字チェックなど、さまざまなノウハウが開示されるようだ。
また、Cygamesは今回の限定公開に際し、Twitterフォロー&リツイートキャンペーンも実施。
2022年8月8日(月)~9月5日(月)までにCygamesエンジニア公式Twitterアカウント(@techCygames)にて投稿される、対象ツイートをリツイートした対象者のなかから、当選者には各講演にちなんだプレゼントされるという。

Cygames講演動画
■ ゲームの世界を完全再現する -グラブルフェスを支える技術とプランニング-
■ 『プリンセスコネクト!Re:Dive』が目指した,アニメRPGとしてのゲーム演出制作事例 ~テレビアニメとゲーム演出,二つの制作手法を融合して生まれたカットインアニメーション~
■ マルチプラットフォーム環境で実現するLLVM ClangによるSIMD自動ベクトル最適化
■ Python による大規模ゲーム開発環境 ~Cyllista Game Engine 開発事例~
■ 大規模プロジェクトで新卒が大活躍するには? 未来の「最高のコンテンツ作り」を牽引する若手エンジニアの育成ノウハウ
■ ゲーム制作効率化のためのAIによる画像認識・自然言語処理への取り組み
■ 不正検知を可能とする弱教師あり学習手法「DevNet」の紹介 〜膨大なデータに潜む異常を最小限のラベリングで見つける技術〜