Cygamesは8月12日、内閣府が推進する「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」の制度を活用し、佐賀県に対した寄付を実施したことを発表した。
同社は寄付について、佐賀県が計画するSAGAスポーツピラミッド構想(以下、佐賀県SSP構想)の「あなたと創る新しいスポーツシーンプロジェクト」に賛同したものとしている。
佐賀県SSP構想は、ハード・ソフト両面にわたり、世界に挑戦するアスリートの育成・支援やスポーツを楽しむ環境整備を推進していくもので、近年では「育成」に注力。
サガン鳥栖アカデミーと連携し佐賀県鳥栖市内におけるジュニアユース(U-15)へのサポートを行うという。
佐賀県に開発スタジオおよびデバッグセンターを持つCygamesは、これまでも佐賀県の地域活性化を支援しており、2017年には鳥栖市が推進した「スタジアムリニューアルによる魅力向上プロジェクト」への支援を実施。改修工事が完了した翌年の2020年に紺綬褒章※を受章した過去を持つ。
※公益のために私財を寄付した個人または法人・団体に、日本国政府より授与される日本の褒章。
佐賀県への企業版ふるさと納税を実施した同社からの寄付額は2022年度(令和4年度)で5億円、2023年度(令和5年度)で2億円の合計7億円。
今回の寄付金に関し、佐賀県は佐賀県SSP構想に基づく「あなたと創る新しいスポーツシーンプロジェクト」として、サガン鳥栖アカデミーに対する育成支援事業に充当するとしている。