「日本ゲーム大賞2022」の「年間作品部門」大賞は『ELDEN RING』 経済産業大臣賞に宮崎英高氏が受賞

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は9月15日、主催する「日本ゲーム大賞2022」において「経済産業大臣賞」および「年間作品部門」を発表した。同日より開催中の「東京ゲームショウ 2022」で発表授賞式が行われている。

 2021年度において、ゲーム産業の発展に寄与した人物、団体に贈られる「経済産業大臣賞」と、年間を代表するにふさわしい作品を表彰する「年間作品部門」でのグローバル賞ベストセールス賞、日本を代表するトップクリエイターがプロの視点で選ぶゲームデザイナーズ大賞優秀賞、そして大賞が発表。

 「日本ゲーム大賞2022」を後援する経済産業省による「経済産業大臣賞」では、フロム・ソフトウェアの宮崎英高氏が受賞。そして「年間作品部門」の優秀賞および大賞には同氏が手掛ける『ELDEN RING』が受賞し、両部門を総なめにした。

 宮崎英高氏は「デモンズソウル」や「ダークソウル」シリーズをはじめとしたダークファンタジー作品で知られる。「ソウルライク」と称される高難易度のARPGという独自のジャンルを築き上げ、集大成とも言える最新作『ELDEN RING』は世界累計販売本数1340万本を記録(2022年5月時点)するなど大ヒット。「日本ゲーム大賞2022」ではその作品性の高さと圧倒的なボリューム、およびクオリティが評価された。

 これまで、「年間作品部門」においては『Demon’s Souls』(2009年受賞)、『DARK SOULS』(2012年優秀賞)、『Bloodborne』(2015年 優秀賞)『DARK SOULS III』(2016年 優秀賞)、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(2019年 優秀賞)と受賞してきたが、大賞を受賞するのは『ELDEN RING』が初。

 受賞作は以下の通り。※特別賞は該当なし

経済産業大臣賞

宮崎英高氏(フロム・ソフトウェア)

年間作品部門 大賞

『ELDEN RING』(フロム・ソフトウェア)

優秀賞(10作品が受賞)

  • 『ELDEN RING』(フロム・ソフトウェア)
  • 『Ghostwire: Tokyo』(ベセスダ・ソフトワークス/Tango Gameworks)
  • 『Sky 星を紡ぐ子どもたち』(thatgamecompany)
  • 『Tales of ARISE』(バンダイナムコエンターテインメント)
  • 『バイオハザード ヴィレッジ』(カプコン)
  • 『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』(スクウェア・エニックス)
  • 『星のカービィ ディスカバリー』(任天堂)
  • 『Pokémon LEGENDS アルセウス』(株式会社ポケモン)
  • 『Horizon Forbidden West』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
  • 『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』(セガ)

ベストセールス賞

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(株式会社ポケモン)

ゲームデザイナーズ大賞

『Inscryption』(Daniel Mullins Games)

グローバル賞 日本作品部門

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(株式会社ポケモン)

グローバル賞 海外作品部門

『コール オブ デューティ ヴァンガード』(ACTIVISION / Sledgehammer Games / Treyarch)

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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