オンライン専用ARPG『バビロンズフォール』がサービス終了 ユーザーコミュニティの構築を目指すも、短期間でのクローズ

 スクウェア・エニックスは9月13日、同社がPS5/PS4/PC(Steam)向けに提供する『BABYLON’S FALL』(バビロンズフォール)について、2023年2月28日をもってサービスを終了することを発表した。約1年の運営期間となる。

 サービス終了の決定にあわせて、予定していた大規模アップデートについても中止。現行のシーズン2を11月29日まで実施し、同日に予定しているメンテナンスより「最終シーズン」を開始予定。なお、「最終シーズン」はシーズン2のランク報酬を獲得できる期間となる。

 『バビロンズフォール』は、スクウェア・エニックスがプロデュースし、プラチナゲームズが開発するオンライン専用アクションRPG。プラチナゲームズにとっては初のライブサービスとなり、発売後も定期的なアップデートを予定していた。

 プレイヤーは特殊な装具・ギデオンコフィンを背負わされた戦士・センチネルとなり、仲間達と共に巨塔「バビロン」を攻略することを目指す。いわゆるハック&スラッシュと呼ばれるタイプの作品だった。

 2022年3月3日の正式サービス開始後、出だしはあまり芳しくなく、運営継続を危ぶむ声も挙がっていたが、3月18日の公式生放送では「開発規模の縮小はない」との宣言も行っていた。その後、追加開発および運営により、徐々にゲームプレイの改善も見られたが、最終的には「お客様に満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至った」ようだ。

 なお、『バビロンズフォール』はオンライン専用作品であるため、サービス終了後は一切のプレイが不可能となる。フルプライス価格での販売を行っていただけに、運営期間半年でのアップデート打ち切り、および1年でのサービス終了はユーザーの信頼を損なうものだと考えられる。

 同作の運営チームは、ゲームに関するフィードバックについて定期的な生放送やTwitterなど各種SNSでユーザーの声を直に聞く方針でコミュニケーションを図り、ユーザーが参加可能な公式Discordチャンネルも開設することでユーザーコミュニティの構築にも力を入れていた。

 公式サイトでは、開発・運営チーム一同より「これまでセンチネルの皆さまには複数回のアンケートや公式生放送、公式Discord、SNSなどで多くのご意見をいただき、開発・運営チームの大きな助けとなっていました。特にアンケートでは熱量の高いメッセージや鋭いご指摘、改善案などを多数お寄せいただき、まさに皆さまと一緒に『BABYLON’S FALL』の世界を作っているように感じていました。」とのコメントが寄せられている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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