
アイルランドに本拠を置くKeywords Studiosは10月3日、同社の日本支社キーワーズ・インターナショナルにおいて、同1日付で新代表取締役にハンサリ・ギオーム(Guillaume Hansali)氏が就任したことを発表した。
Keywords Studiosは1998年の設立以来、アイルランド・ダブリン全世界24カ国・地域で事業を展開するゲーム開発スタジオ。キーワーズ・インターナショナルは、Keywords Studios発のアジア拠点として2009年に設立された。
同社はグループ全体で7000名以上のスタッフを有し、それぞれゲームの開発からデバッグ、翻訳、カスタマーサポートなどを担う50以上のスタジオによって、世界展開を多角的にサポートしている。
直近の実績としては、スクウェア・エニックスの『ヴァルキリーエリュシオン』(9月29日発売)や、ガンホーの『DEATHVERSE: LET IT DIE』(9月28日配信開始)へのアートアセットを提供。両作のアートアセット制作は同社グループのゲーム用3Dアートアセット・アニメーション制作会社「LAKSHYA」が担当している。
ハンサリ氏はフランス・リヨン生まれで、独学で日本語を勉強するなど親日家でもあるようだ。同氏の来歴としては、2008年に開発スタジオであるWizcorpを設立し、代表取締役に就任。エンジニアとしての経験を活かし、最先端の技術を導入して国内外の多くのゲーム制作に携わってきた。
2019年からはKeywords Studiosの傘下に入り、日本における開発部門を強化。新代表就任後は、Keywords Studiosのグローバルネットワークや開発力を活かし、日本国内のビジネス展開をさらに推進していくという。
また、新代表就任の挨拶並びにキーワーズ・インターナショナルにおける今後の方針については10月下旬の発表を予定しているとのこと。