任天堂は、現在大ヒット中のゲーム『スプラトゥーン3』において、2022年12月1日より、新たなシーズン「2022冬 Chill Season」を開催すると発表した。
『スプラトゥーン3』では、シリーズの基本的なルールを踏襲しつつ、新たなブキやスペシャルウェポン、アクションなどを追加。「ナワバリバトル」(PvP)のほかに、多彩なギミックが待ち受けるステージを攻略していく1人用の「ヒーローモード」や、最大4人で協力して遊ぶ「サーモンラン」(PvE)など、バリエーションに富んだモードを用意している。
同作は発売から2年間、3ヵ月に1回のペースで新しいカタログ(追加アップデートに相当)が配布される予定。カタログの配布と同時期に新しいブキなどの追加も予定されており、今回は待望の新シーズンの発表となった。主な追加要素は下記の通り。
・新しいブキの追加
・温泉街や団地などの新ステージの追加
・Xマッチ解禁
・イカたちの住む街にシャケが押し寄せてくる新コンテンツ「ビッグラン」
『スプラトゥーン3』は2022年9月9日の発売からわずか3日間で、国内販売本数345万本を突破。これはSwitch向けソフトの同期間における国内販売本数として、過去最高の数字(パッケージ版とダウンロード版の合計)となる。
シリーズを重ねて販売本数を伸ばす要因は、コンシューマタイトルでありながら、定期的なアップデートを取り入れて、ユーザーによる(ハードウェアの)起動率を継続的に高めていることにある。飽和状態にならないよう、新しいステージやブキ、コンテンツの追加に余念がなく、結果として新規ユーザーへのリーチ、シリーズ経験者の(時間を置いた)購入へとつながっているようだ。
また、『スプラトゥーン2』では有料追加コンテンツ「オクト・エキスパンション」を販売し、当時の任天堂の業績に大きく寄与した。今作でも有料追加コンテンツの販売に期待がかかる。