河出書房新社は、KSB瀬戸内海放送記者である山下洋平氏の著書「ルポ ゲーム条例」を2023年4月17日に発売することを明らかにした。予定価格は1,892円(税込)。
KSB瀬戸内海放送は、香川県のネット・ゲーム依存症対策条例について検証する特番を放映する(関連記事)など、これまで独自の取材を進めてきた。
ゲーム条例を巡っては、「パブリックコメントが不透明」、「制定過程が不適切」、「違憲の可能性がある」ことを争点に裁判にも発展。判決では合憲との判決が下されたものの、条例が科学的根拠に基づいたものであったか疑問が残るとして、その経緯をまとめた内容になるという。
著者の山下洋平氏は自身のTwitterで「合憲判決で『もう終わった話』のような空気も漂っていますが、この間の経緯を書籍という形で改めて世に問いたいと思っています」とコメントしている。