メタバース事業を行うambr、10.2億円の資金調達を実施 新たにメタバースプラットフォームの構築に向けて採用を強化

 メタバース事業を手掛けるambrは7月5日、電通グループ、SBIインベストメント、インテージホールディングス、東急不動産ホールディングスが出資するCVCファンド、ANRIの5社を割当先とする第三者割当増資を実施し、総額10.2億円の資金調達を完了したことを明らかにした。調達した資金は主に、新たにメタバースプラットフォームの開発に充てられる。

 ambrは、2018年8月に設立され、VR領域に特化した事業に取り組んできた企業。2018年にはVRとSNSを掛け合わせた「仮想世界ambr」をリリースしている。その後、2020年には「仮想世界ambr」のシステムを活用したメタバース基盤プロダクト「xambr(クロスアンバー)」を開発。これを用いて、有力IP・ブランド・イベントホルダーと共に仮想空間の企画開発を手掛ける。

 なお、「xambr」を採用した事例として「TOKYO GAME SHOW VR 2021」「Magic: The Gathering Virtual Art Exhibition」などがある。

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 今後は調達した資金を活用し、バーチャル体験を進化させることを目的として、新たなメタバースプラットフォームの構築に取り組む方針。

 あわせて、各種ポジションの採用も強化するという。具体的には、現在の20名強の体制から、1年以内に40名以上の体制を構築する計画で、募集ポジションは以下の通り(募集ページ)。

・事業責任者
・エンジニアマネージャー
・クライアントエンジニア
・サーバーサイドエンジニア
・アートディレクター
・開発ディレクター
・プランナー
・ビジネスプロデューサー
・採用担当者

 以下、代表および出資者からのコメントを掲載。

代表取締役CEO ⻄村 拓也氏 コメント


ambrは今、自信を持って、世界有数の強力なバーチャル体験を創造できる会社になったと思っています。
しかし、このambrのチームであれば、もっともっと進化したバーチャル体験を創造し、世界中の人々に届けることができると確信しています。
今回ご出資いただいた資金を活用し、誰かの胸に刺さるような、新しいバーチャル体験と、そのためのプラットフォームを構築していきます。
私たちのつくる仮想空間に、ぜひ遊びにきてください。

ANRI株式会社 Principal中路 隼輔氏 コメント

3年ほど前に初回出資させていただいてから今回が3回目の出資となります!3回も出資を続けている理由は本当にambrが世界に面白いものを見せることができる会社・チームであることを信じているからです。最初にambrが開発した仮想世界に入ったときの感動はまだ覚えています。メタバース上の表現はまだ始まったばかりで、今後更に面白いものを世界に先駆けてambrチームは創ってくれると信じてます!期待してます!!

SBIインベストメント株式会社 投資部マネージャー 橋詰 潤氏 コメント

圧倒的な没入感と生きたコミュニティにより、いずれバーチャル空間上での生活時間がリアル空間の生活時間を超える世界がやってくると考えております。企業/個人のWebサイトがそれぞれあるように、固有のメタバースが作られユーザーが思うままに行き交うマルチバースは来るべき未来の姿であり、ambrがその一翼を担っております。ユーザー体験に重きを置くambrであれば文化としてメタバースを普及させることができると強く信じております。全力でサポートして参ります。

株式会社電通グループ 電通イノベーションイニシアティブ チーフ・ディレクター 小山 祐樹氏 コメント

ambrの皆さんとは昨年の出資以来、お互いの得意分野を掛け合わせた共創モデルで「TOKYO GAME SHOW VR 2021」など、新しい価値創りに挑戦して来ました。いつもエンドユーザーやコンテンツのことを第一に考える体験設計力、ユースケース創造力、そして、多くの方に活用頂けるメタバース構築技術基盤プロダクト「xambr」の開発力は素晴らしいと思います。メタバース・XR領域に注目が集まる昨今ですが、世界中の人々や社会に喜びや感動をもたらす本質的な価値創り、プロダクト創りに共に挑戦出来れば嬉しいです。
 

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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