
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが7月19日、eスポーツにフォーカスしたトーナメントプラットフォーム「Repeat.gg」を買収したことが明らかになった。この取引における買収額は未公開。
Repeat.ggは「Esports for Everyone」(すべての人のeスポーツ)を掲げ、オンライン大会の開催をサポートしているプラットフォーム。これまでに10万以上のトーナメントを開催し、230万人以上が参加。『League of Legends』や『PUBG』、『Fortnite』、『Call of Duty Warzone』、『Dota 2』といったタイトルのトーナメントを開催する際に活用されている。
同社は今後、SIEのサポートによってより大規模のeスポーツトーナメントが提供できるようになり、扱うゲームタイトルの数も増えていくという。また、これまでに構築してきたゲームコミュニティとしての役割は変わらず、PlayStation以外のプラットフォームへの提供も続けていくとしている。
SIEは、eスポーツ分野への投資を継続的に行っている。2021年3月には、eスポーツ事業を営むRTSと共同で「The Evolution Championship Series」(通称、EVO)を買収。世界最大規模で最も歴史のある格闘ゲーム大会の共同所有者となっていた(関連記事)。