韓国ゲーム政策自律機構(GSOK)は1月19日、ゲーム内ガチャ確率表記の審査についてゲームタイトル84本が認証を通過したことを明らかにした。
2022年1月13日、GSOKはゲーム内ガチャから排出される確率型アイテムの自主規制を管理・監督する委員会を開き、ネットマーブル、ネクソン、NCSOFT、カカオゲームズなどの企業が申請した90本のゲームタイトルに対する審査を行った。その結果、計84本のタイトルが認証を通過した。
今回の認証審査は2020年12月に発議された、全てのランダム要素に対して排出率を公開することを義務化する規制法案が2021年12月に施行されたことにより行われたもの。
確率問題に関して、韓国国内のユーザー感情には以下の記事が詳しい。
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委員会による認証過程では綱領に従って、ガチャの禁止事項や確率表記、ガチャ以外の課金に繋がるコンテンツについても確率表記をしているかなど、7つの項目を評価。
その結果、GSOKに要請された90タイトルの内、84本が7つのすべての項目を遵守して認証を取得し、残る6本はいくつかの部分で不備が発見されたという。6本のタイトルは修正後、来月に再び認証審査を遂行する運びとなったようだ。
発表内では、詳しいタイトル名などは明かされていないものの、同委員会は「これからも綱領に従って厳しく管理することで、ゲームユーザーの信頼回復をできるように最善を尽くしていく」との姿勢を示した。