ワーナー・ブラザースとNetEaseは2月10日、『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』(英語版:『Harry Potter: Magic Awakened』)において、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア地域での事前登録受付開始を発表した。
Google Playおよび公式サイトで受付を行い、事前登録者にはゲームのリリース時にお知らせと共に、ゲーム内特典が提供される。
『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』は、ワーナー・ブラザースのゲーム部門とNetEase Gamesが共同開発、共同パブリッシングを行う「ハリー・ポッター」を題材としたゲームタイトル(レーベルはPortkey Games)。多人数参加型(MMO)で魔法使い同士の対決を描いたゲームで、没入感のあるロールプレイング要素と戦略的なシステムが特徴。戦闘ではリアルタイムカードバトルが展開され、RTS要素が強く出ている。
プレイヤーはホグワーツの1年生となってキャラクターを自由にカスタマイズし、ダイアゴン横丁で備品を探したり、カード形式で唱えられる呪文を学んだり、決闘クラブに参加するなど、魔法界を舞台にさまざまな楽しみ方が可能。また、ゲーム中で展開されるストーリーにはオリジナルキャラクターに加え、おなじみのキャラクターも登場する。
アメリカの調査会社Sensor Towerが発表したデータによると、『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』は中国、香港、マカオ、台湾地域ではリリースからわずか2ヶ月足らずで2億2,800万ドル(約259億円)以上を売り上げ、2021年にリリースされたモバイルゲームの中で最大のヒットを記録。海外展開が気になるタイトルのひとつとなっていた。
【関連記事】
『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』リリースから2ヵ月足らずで2億2,800万ドル(約259億円)を売り上げる
世界的にも「ハリー・ポッター」人気のあるアメリカとヨーロッパで配信されることで、さらに勢いを増すことがうかがえる。なお、日本においてもサービスを予定しているものの、事前登録やCBTの開催日程など詳細は未定。続報に期待したいところだ。