Gamefamは2022年、収益が前年比275%以上増加 Roblox向けにソニック公式ゲーム『Sonic Speed Simulator』を開発

 米ゲームスタジオGamefamは2022年、収益が前年比275%以上増加し、記録的な成長を遂げたことが明らかになった。米メディアGamesBeatが報じた。

 2019年に設立されたGamefamは、Roblox向けのゲームを中心に開発する米国のスタジオ。2022年3月には、Konvoy Ventures が主導し、Play Ventures、Makers Fund、Bessemer Venture Partners、Galaxy Interactive が参加したシリーズA投資ラウンドで2,500万ドルの資金調達に成功。Robloxプラットフォームのパブリッシャーとして最大規模となった。

 同年4月には、セガと提携したソニック公式ゲームとして『Sonic Speed Simulator』をリリース。ローンチ後、初週の段階で全世界600万人以上のデイリーアクティブユーザーを集めた。さらにその後、4ヶ月で5億アクセスに到達している。

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 同社は、Robloxに加え、Minecraft、Fortnite向けにもゲームを開発し、全世界で毎日1800万以上のゲームプレイセッションがあり、中でも米国では毎日280万以上のアクセスとゲームプレイセッションがあるという。これは、メタバース内から次世代の大ヒットフランチャイズを生み出すという同社の目標を後押しするもの。

 2023年に向けて、同社は世界最大のブランドやIPをRobloxのプラットフォームに導入する予定とのこと。

 なお12月12日、元従業員Digital Purgatory氏の告発をきっかけに、同社はクランチや従業員に対して適切な解雇通知をしない契約違反などの理由で批判にさらされている。同社はそうした内容を否定したが、同様の経験を持つ元従業員が続々と名乗りを上げている状況となっている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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