Supercellは、同社のIPである『ヘイ・デイ』、『ブーム・ビーチ』、『クラッシュ・オブ・クラン』、『ブロスタ』などのキャラクターが登場する新作『Squad Busters』を発表した。
発表に併せて、カナダでは2月6日から16日にかけて、Androidユーザー向けにクローズドベータテスト(CBT)が実施されている。ゲーム開発は初期段階にあり、当面はCBTによってゲームプレイの検証を進めていくとのことだ。
公式サイトの説明によると、『Squad Busters』はSupercellの全キャラクターが初めて一堂に会し、スクワッド(分隊)を育成するアクションゲームになるという。詳細は明らかにされていないが、公開された動画を見る限り、Supercellのタイトルでおなじみのキャラクターをスクワッド単位で動かす、見下ろし型(トップダウン)のアクションゲームとなるようだ。
現時点で日本での展開については不明だが、Supercellはリリースするタイトルのクオリティについて厳しい基準を設けていることで知られるため、現地で高い水準での成功を収めるかに注目が集まる。
というのも、Supercellは2018年の『ブロスタ』以降、ヒット作を生み出せていない(グローバルでのリリース作がない)状況。昨年は一部地域でベータ版がリリースされていた『クラッシュ・クエスト』や『Everdale』の開発が打ち切られ、Space Ape とのIPコラボ作品『Boom Beach: Frontlines』もサービス終了が決定した。
なお一方で、昨年12月には米国に元Riot Games・元Valveなどベテラン開発者が参加する2つのチームを新設(関連記事)。そのほか、今年1月26日には『Everdale』の所有権が『Merge Mansion(マージマンション)』で知られるMetacoreに移管。同作は新たなチームのもとで開発が行われている。