『ブルーアーカイブ』のNexon Games MXスタジオが新規IPプロジェクトを計画中 アートディレクターの求人情報を公開

 Nexon GamesのMXスタジオが、新規IPプロジェクトを計画中であることが明らかになった。3月16日に更新された同社の採用ページで、人材の募集を開始している。

 Nexon Gamesは、ネクソンの連結子会社である開発スタジオNAT GAMES、およびNEXON GTが吸収合併して生まれた開発会社。中でもソウルのMXスタジオはスマホ向けキャラクターRPG『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』を開発するスタジオとなっている。

 採用情報によると、新作は『ブルーアーカイブ』の統括プロデューサーであるキム・ヨンハ氏をはじめ、業界のベテランが多数参加するプロジェクトになるという。

 募集する職種はアートディレクターとなり、ビジュアルデザイン全般およびアートチームのディレクション、アート作業の進捗管理などを担う。応募資格には関連業務歴5年、ゲーム開発パイプラインへの理解といった基本的なものに加え、日本のアニメ・漫画・ゲームなどの業界トレンドに対する深い理解が求められている。

 現時点でゲームの詳細は不明なものの、新規IPは「キャラクターゲーム」との表現を使用していること、サブカルチャーへの造詣の深さを重視していることから、『ブルーアーカイブ』同様、さまざまな個性付けをされたキャラクターが多数登場するアニメ的表現の作品である可能性が高い。

 なお、韓国メディアINVENが報じた内容によると、Nexon Gamesは「新規プロジェクトは新規採用した人材を中心に準備しており、キム・ヨンハ統括プロデューサーは『ブルーアーカイブ』での役割を継続する予定」と説明したという。

 また現在、MXスタジオは『ブルーアーカイブ』に関連する人材も追加募集している。職種はプログラミングからアート、シナリオ・コンテンツ企画、PM、エンジニアリング、映像編集、ライセンス管理まで様々な分野が求められている。

 NEXON Gamesは2023年、全体で300人以上の新規採用を行う。新作の開発力強化とともに、グローバル市場への進出を推進していく構えだ(関連記事)。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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