スクウェア・エニックスが提供するMMORPG『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)では4月26日、公式コミュニティサイト「THE LODESTONE」(ロードストーン)内でお知らせ「PvPコンテンツでの放置や無気力プレイ/煽り行為について」が公開。
『FF14』におけるPvPコンテンツについて、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏自ら禁止行為に関する注意喚起を行っている。
最新パッチ6.1が配信されたゲーム内では現在、新しく実装された少人数PvPコンテンツ「クリスタルコンフリクト」をはじめ、複数のPvPコンテンツが提供している。同パッチにはPvPコンテンツへの参加数に応じてさまざまなアイテムが獲得できる新たな報酬システムも実装されたことから、これまでにPvPを経験していなかったユーザーも呼び込んで盛り上げている状況。
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今回の発表によると、それに伴い「放置/無気力プレイ」「煽り/誹謗中傷行為」などに関して、これまで以上に通報や問い合わせが増えているという。
放置や無気力プレイについては、報酬を目的とした一部ユーザーが対戦を放棄することにより、試合が成り立たなくなってしまう問題だ。一方の煽りや誹謗中傷行為に関しては『FF14』に限らず、プレイヤー同士の対戦を主としたタイトル・コンテンツで往々にして発生してしまうコミュニケーション上の問題となる。
いずれにしても純粋に楽しみたいユーザーを不快にするものとして、以前から明確に禁止行為とされている。
公開された文章では放置/無気力プレイに対して「参加する場合には自分なりのベストを尽くして戦っていただく必要がある」と言及したことに加え、煽り/誹謗中傷行為については具体例を提示する形で注意喚起を行った。以下、一例を引用。
- 負けている状況でクイックチャット「ナイス!」を連続で使用する
- 勝敗が決していないにも関わらず「お疲れさまでした!」を連続で使用する
- 特定のクイックチャットを必要以上に連続で使用する
- 味方プレイヤーにネガティブなマーカーを執拗に使用する
- ダウンさせた相手の上でエモートを行う/それを繰り返す
- ダウンさせた相手の上で花火を上げる
- 試合終了後コンテンツ外にてTellなどによって直接の暴言/非難を浴びせる
- その他ゲーム外SNSなどでの誹謗中傷
なお、上記の例は「あくまでも煽り/誹謗中傷行為の一例」として、終始相手や周囲のプレイヤーを慮った行動を呼びかける内容となった。
『FF14』ではユーザーに対するこうした呼びかけの際に、具体的な禁止行為の内容を例示した文章を公開する傾向にあり、懇切丁寧な説明を徹底している。