KADOKAWAは7月15日、2022年10月28日(金)発売の『Call of Duty: Modern Warfare II』の国内流通代理店として、PlayStation用ソフトウェアの販売をもって、ゲーム流通事業に参入することを発表した。
同社はゲーム流通事業の参入に際し、「KADOKAWAグループ全体で更なるゲーム事業領域の拡大を目指す」と、今後の展開についても意欲的な姿勢を見せている。
本作は2019年に発売された『Call of Duty:Modern Warfare』から続く作品で、Activision Blizzardが発売する「Call of Duty」シリーズとしては20作目。
『Call of Duty:Modern Warfare』は発売3日で6億ドルを突破し、同シリーズ最多となる3,000万本以上の売り上げ記録した人気作で、同作の一部として開始されたF2Pのバトロワモード『Warzone』はサービス1年ほどで累計プレイヤー数1億人を突破している。
さて、2015年に発売された『Call of Duty: Black Ops III』以降※、「Call of Duty」シリーズのPlayStation版は現ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が販売しており、今回およそ7年ぶりに国内流通元が変更された形となる。
※『Call of Duty: Advanced Warfare』以前の作品はスクウェア・エニックスなどが担当。
変更の背景にあるのは今年1月に発表(関連記事)された、本作の販売元となるActivision BlizzardのMicrosoftによる買収。発表当初はActivision Blizzard作品のXbox・Windows独占も噂されていたものの、Microsoftはのちにこれを否定し、PlayStationでの展開を約束していた。
PlayStationでのシリーズ展開が約束された一方で、SIEが販売を担当していた過去作品などについては、Activision Blizzardから同社が展開する一部製品の販売元を支社に移管することが発表。
今年3月から「Call of Duty」シリーズは、ダウンロード版をActivision Publishing、パッケージ版をActivision Blizzard Japanがそれぞれ担当しており、最新作となる『Call of Duty: Modern Warfare II』の販売も支社が行うものと思われていた。
Microsoftによる買収発表以降、初となる「Call of Duty」シリーズでゲーム流通事業への参入を果たすKADOKAWA。直営ECストアなども運営する同社が、どのように差別化を図るのか注目だ。
なお、本作の予約は7月8日より開始されており、リリースではAmazon、およびGEOでの店舗別特典も公開。発表された内容は下記の通りだ。
AmazonとGEO における店舗別特典
■ 【Amazon.co.jp限定】(数量限定予約特典)※特典が無くなり次第終了
Call of Duty Modern Warfare II (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
Call of Duty Endowment 不屈の精神パック
ゲーム内コンテンツであるコーリングカードやステッカーなどが数量限定特典として付属。
<内容>
ゲーム内コンテンツ用ダウンロード特典
「コーリングカード」「動くエンブレム」「ステッカー」DLC付
ダウンロード期限:2023年10月28日まで
※DLC(ダウンロードコンテンツ)はパッケージ内に紙で封入されます。
また、こちらの製品をご購入いただくと「Call of Duty Endowment」に1ドルがメーカーを通じて寄付されます。
※上記限定特典DLCのゲーム内コンテンツ3種は今後販売や頒布される可能性があります。
■ 【GEO限定】(数量限定予約特典)※特典が無くなり次第終了
特製スチールブック
光沢がある金属のケースにシリーズの人気キャラクターの “ゴースト” のキービジュアルと内観にはタスクフォース141のロゴをベースにデザインされています。
このスチールブックが手に入るのはゲオだけです。
<仕様>
Weight (g) 180/Length (mm) 170/Width (mm) 135/Depth (mm) 22
※その他の店舗法人特典は詳細が決まり次第、順次発表させていただく予定です。
※ 商品の特典および仕様は予告なく変更になる場合がございます。
※CALL OF DUTY®: MODERN WARFARE® IIのパッケージ版は、希望小売価格8,800円(税抜)となります。