エレクトロニック・アーツ(EA)は9月28日、コーエーテクモゲームスとパートナーシップを結んだ新作タイトル『WILD HEARTS』を発表し、映像を公開した。PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam、Epic Games Store、 Origin)に向けて2023年2月17日発売予定。
同社は今月、「次世代のハンティングゲーム」としてプロジェクトの進行を明らかにしていた(関連記事)。開発は「真・三國無双」シリーズなどで知られるω-Force(オメガフォース)と、『It Takes Two』や『A WAY OUT』のEA Originalsが共同で手掛ける。
『WILD HEARTS』は、ハンティングゲームというジャンルに独自のアレンジを加えて、自然の力を宿す恐ろしい獣たちと古代のテクノロジーで戦う作品になるという。封建時代の日本をベースの「あづまの国」を舞台としており、和風な世界観が特徴的だ。
同作における「獣」は、周囲の自然環境と融合することで独自の進化を遂げてきた存在。自然の力を使い、周囲の環境をも組み直す力を持つという。
その種類は、植物と融合したリスのような小動物から、その体躯を活かし独特な戦い方をする巨大な猛獣まで多岐に渡るようだ。現在公開されている獣は、凍てつく攻撃を行う「ラセツ」、無敵の突進を繰り出す「ヤマウガチ」、炎を操る「ジゴクザル」、巨大生物「クニナラシ」など。
プレイヤーとなる「獣狩(ししがり)」は、獣と同じく自然の力を身に宿し、古のからくり技術を使いこなす力を持つ。からくりを駆使することで、狩りに有利な状況を自由に作りあげることができるとのこと。
映像では実際に、からくりによって高所から飛び立つ場面や、爆発する罠をしかける場面などが確認できる。