
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは1月30日、同社のPlayStation 5(PS5)について、世界的にPS5の供給量が増加することをアナウンスした。あわせて、PS5向けタイトルをニュース風に紹介する新CMを公開している。
これまで半導体の不足に起因する供給問題に悩まされていたPS5は、今年1月初めに累計販売台数が3000万台を突破(関連記事)。徐々に供給が改善されてきていることがうかがえる状況となっていたが、今回の発表で明確に伝えられた形。
海外向けのPS.Blog記事によると、特に米国、英国、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグといった地域では販売店に加えて、PS5本体をPlayStation 公式サイトからも直接購入可能になるようだ。
公式ブログでは発表にあたって「世界的に困難が続くなか、PS5の未曾有の需要への対処に努める私たちの活動にご理解いただきありがとうございました」と、感謝のコメントを述べている。
PS5は2023年、1月26日に発売したばかりのハイエンドコントローラー「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」や、2月22日に発売予定のVRヘッドセット「PlayStation VR2」などの展開を行う。
あわせて、時限独占タイトル『FINAL FANTASY XVI』をはじめ、『アサシン クリード ミラージュ』『ホグワーツ・レガシー』『Marvel’s Spider-Man 2』『バイオハザード RE:4』『ストリートファイター6』といった新作ラインアップによって、本体の牽引が期待される。
なお、ソニーGの予測によれば2022年度(2023年3月期)、PS5は約1800万台の販売を見込む(関連記事)。