日本マイクロソフトは1月31日、同社のXbox Series XおよびXbox Series Sの本体参考価格について、改訂を行うと発表した。2023年2月17日より適用される。

　改訂後の価格は、Xbox Series X 本体: 59,978円 (税込)、Xbox Series S 本体: 37,978円 (税込)。いずれも現行の価格から5,000円の値上げとなった。

　この変更に関して、同社は「現地価格の影響を定期的に評価し、地域間の合理的な整合性を確保した結果」と説明している。

　日本では昨年9月、PS5が5,500円の値上げを行った（関連記事）。SIEは経済情勢の影響を受けたとしており、国内での大幅な円安等によるハードウェアの採算性低下などが大きく響いたものと見られる。

　Windows Centralなど一部報道によれば、PS5の値上げ当時、Xboxは追随しない方針としていたものの、今回の調整に踏み切ったようだ。

　なお、現時点で日本以外での値上げは発表されていないが、米国での定価がXbox Series X 本体:499ドル（約65,000円）、Xbox Series S 本体:299ドル（約39,000円）と、昨今の取引レートから判断すれば、値上げ幅を抑えたこともうかがえる。