Turtle Rock Studiosは2月3日、同社が開発を手掛ける『Back 4 Blood』について、開発を終了することを発表した。新規コンテンツの開発は昨年12月6日に配信された大型拡張コンテンツ第3弾「River of Blood」をもって終了し、スタジオは次の大作に取り掛かるとしている。
『Back 4 Blood』は、「Left 4 Dead」シリーズで知られる制作陣が後継作として開発した協力型ゾンビFPS。人類のほとんどが殺され、殺人的な寄生虫「デビルワーム」に感染しているという絶望的な世界観で、「クリーナー」と呼ばれるスペシャリストたちが集結し、滅亡の縁に立たされた人類のために戦う。
大型拡張コンテンツ第1弾「Tunnels of Terror」が配信された(2021年10月の発売から5ヶ月弱の)タイミングでは、累計プレイヤー数の1,000万人突破を報告していた(関連記事)。
開発終了の理由としては、同スタジオは「Turtle Rock StudiosはAAAゲームを作っているスタジオとしてはかなり小規模であり、別のゲームを立ち上げながら『Back 4 Blood』のコンテンツを作り続けるには人手が足りていない」との事情を明らかにした。
なお、タイトルの運営自体は今後も続くとしている。『Back 4 Blood』は現在、PlayStation Plusのエクストラおよびプレミアム、Xbox Game Passなど各種サブスクリプションサービスからもプレイ可能。