アメリカの調査会社Sensor Towerは同社のブログにおいて、2022年2月の世界モバイルゲーム市場におけるセールスランキングを公開した。トップは『王者栄耀』(Honor of Kings)となり、2位に『PUBG Mobile』、3位に『原神』が続いた。なお、本記事の数字は同社の推計によるものである。
テンセントの『王者栄耀』は期間中、約2億2,500万ドル(約272億円)の消費を生み出し、先月から1ランク上げて首位に返り咲いた。収益の約95.2%は中国からで、次いで台湾から2.5%、タイから約1%という割合。2月は周瑜と小喬の限定スキンなどが登場するイベントを開催。
同じくテンセントの『PUBG Mobile』は、2億520万ドル(約248億円)を売り上げ2位に。収益の約64.2%は中国(現地タイトル『Game For Peace』)からのもので、次いで米国からの収益が7.7%となっている。
ゲーム内では2月24日より、「呪術廻戦」とのコラボイベントが開催中。コラボスキンやボイスカードが実装され、Twitterキャンペーンなども実施されている。
次いで、miHoYoの『原神』、Kingの『Candy Crush Saga』、Robloxの『Roblox』が売上高上位を占めた。
2022年2月の世界のモバイルゲーム市場は、App StoreとGoogle Playを通じて推定66億ドル(約7,987億円)の消費を生み出し、前年比7.6%減となった。期間中、最も売上があったのは米国で、全世界のプレイヤー支出の28.6%に当たる19億ドル(約2,299億円)を占めた。次いで日本が18.8%、中国が約17%(Google Playが提供されていないため、App Storeのみの数値)となっている。