2022年5月、日本市場で最もダウンロードされたのは『DbDモバイル』。『妖怪ウォッチ ぷにぷに』もコラボで急上昇

 data.aiは、同社のブログにおいて「2022年5月、日本モバイルゲーム市場におけるダウンロードランキングおよびセールスランキング」を発表した。

 

ダウンロードランキング

 2022年5月の日本モバイルゲーム市場におけるダウンロードランキング(DL)ランキングでは新作4作品がランクインし、その内2本はシューティング部門だった。

 今回のランキングで注目は『妖怪ウォッチ ぷにぷに』が81位ランクアップし、9位にランクインしたことだろう。

 『妖怪ウォッチ ぷにぷに』は2015年にレベルファイブと、『LINE:ディズニー ツムツム』を手掛けるNHN PlayArtが共同開発したパズルゲームだ。

 リリースから時間が経っている作品ではあるものの、App Storeなどでは基本的にセールスランキングの50位圏内を維持しているほか、ダウンロードランキングでも50位から150位圏内で推移しており、新規(または休眠復帰)ユーザーの流入は多い。

 今回のランクインは安定したユーザーの維持と獲得を続けているのに加え、5月1日から5月16日まで行われた少年サンデーとのコラボイベントが影響していると思われる。

 同イベントでは「名探偵コナン」や「らんま1/2」、「今日から俺は!!」から新規キャラクターが9体登場したほか、過去コラボのキャラクターも復刻しており、コラボ作品ファンの新規・休眠ユーザーへの訴求に成功したのだろう。

 前述のとおり、『妖怪ウォッチ ぷにぷに』は安定したセールスとダウンロードを記録しているため、今後同様の人気コンテンツとのコラボが行われた場合は、同じような大きな伸びを見せると思われる。

 そのほかランキングでは、PC/コンシューマーで絶大な人気を誇るタイトルのモバイル版、『Dead by Daylight Mobile』と『Apex Legends Mobile』がランクイン。

 他にもリリースされたばかりの、アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」をベースとしたRPG『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』がランクインする結果となっている。

 

セールスランキング

 セールスランキングTOP10には先月から引き続き、RPGが6作ランクイン。『ウマ娘 プリティーダービー』や『モンスターストライク』、『Fate/Grand Order』、上位3作品もランキングを維持している。

 TOP10圏外からランクインしたのは『ポケモンGO』と『あんさんぶるスターズ!!Music』だ。

 『ポケモンGO』では4月末から5月半ばまで、各「ポケモン」タイトルの日本一を決める大会「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2022」の予選大会が開催されており、周辺キャンペーンがランキングに寄与したのだろう。

 『あんさんぶるスターズ!!Music』では同作の2周年記念キャンペーンや、『あんさんぶるスターズ!』の7周年を記念するキャンペーンが実施。

 そのほか、登場キャラクターの誕生日イベントや楽曲の追加が実施され、5月27日からの3日間は幕張メッセ国際展示場ホールでのライブイベントが開催されている。

 同作はもともとApp Storeなどではセールスランキングの上位をキープする作品であるため、多数のイベントが重なったことで今回のランクインに繋がったと思われる。

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富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
プラットフォーム問わず、FPSやRPGなど多種多様なジャンルをプレイする雑食ゲーマー。人生を変えたゲームの魅力を伝えるため、WEBメディアを中心に活動中。

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