モバイルアプリの市場調査を行うAppMagicは、 2022年に最もダウンロードされたモバイルゲームを明らかにした。同社のデータに基づいて、mobilegamer.bizが報じている。
2022年、最もダウンロードされたモバイルゲームはSYBO Gamesの『Subway Surfers』となり、2億8400万DLを集めた。広告を含む収益は1600万ドル(約20億9,700万円※)となっている。

同作は2012年のリリースから運用10年を超えたタイトルだが、TikTokへの広告出稿、およびテンセント傘下Miniclipに買収されたことによる中国でのプレゼンス向上により、多くのユーザーにリーチ。今なお成長を続けているようだ。
※執筆時点の最新取引レートで計算

次点の『Garena Free Fire』は2億6200万DLを記録し、モバイルで最もダウンロードされたバトロワ系タイトルとして、『PUBG Mobile』の1億200万DLに大きく差を付けた。
しかしその一方、『Garena Free Fire』は収益性の面で『PUBG Mobile』に遠く及んでいない。2022年、『PUBG Mobile』の収益が17億ドル(約2,230億円)の巨額であることに対し、『Garena Free Fire』は4億4300万ドル(約581億円)となっている。
Kitka Gamesの『Stumble Guys』は、2億2000万DLで3位にランクイン。『Stumble Guys』は、パーティゲームとして地位を確立しているマルチプレイアクション『Fall Guys: Ultimate Knockout』を模倣し、モバイル向けにリリースされた作品。2022年9月には、米Scopelyによる買収が発表された。
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そのほか、『Roblox』、Kingの『キャンディークラッシュ』などが過去最高のDL数を記録しつつ続いている。また、ギリギリ圏外となった『FIFA MOBILE』(11位)はカタールW杯の効果もあり、1億900万DLを記録した。