インド・SuperGamingのバトロワ『Indus』がAndroid版の事前登録者数150万人を突破

 SuperGamingがリリース予定のバトロワ『Indus』が、Android版の事前登録者数150万人を突破したことが明らかになった。

 『Indus』は、モバイル向けFPS『MaskGun』を開発したインドのゲーム会社・SuperGamingが手掛けるPC/コンソール/モバイルのクロスプラットフォーム対応バトロワタイトル。esportsとしての展開も視野に入れているほか、インド国定暦に応じたイベントスケジュールを組むなど現地のゲーム企業ならではのセールスポイントを持つ。

 Niko Partnersのレポートによると、インドはゲーマー数が3億9640万人にのぼり、世界で2番目に多いゲーム人口を誇る地域。ゲーム市場の成長率は5年間で21%と推定されており、現在急速に伸びている市場のひとつだ(関連記事)。

 その一方、2022年7月には『Battlegrounds Mobile India』(インド版PUBG Mobile)が、国家安全保障上の理由で二度目の禁止に(関連記事)。同国では「PUBG」が絶大な人気を誇っていただけに、現在のインド市場ではユーザーのニーズに対して、バトロワタイトルの供給にギャップが生じている状態と言える。

 現時点での『Indus』の事前登録者数150万という数字は、前述の膨大なユーザーベースから考えるとまだまだ圧倒的な数字ではないが、インドのユーザーが同作に一定以上の期待を寄せていることがうかがえる。

 SuperGamingは今後、iOS版『Indus』の事前登録についても近日中に開始する予定としている。4回目のプレイテストも行われ、さらなる注目を集める可能性は高そうだ。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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