中国、4月の版号を交付 Nuverseの『アース:リバイバル』やMoontonの『モバイル·レジェンド』などが新たに取得

 中国・国家新聞出版署は、4月18日付けで国内における新規版号86件の交付を発表した。

 版号は、中国国内でゲームのパブリッシングをする際に必要なライセンス。今回、ByteDance傘下Nuverseの『アース:リバイバル』(現地タイトル:星球:重启)や、Moontonの『モバイル·レジェンド: Bang Bang』(决胜巅峰)、LINGXIGAMESの『森之国度』などのタイトルが新たに取得した。

▲画像は国家新聞出版署「2023年4月份国产网络游戏审批信息」より

 『アース:リバイバル』は、iOS/Android/PC向けにNuverseが開発・配信するTPSスタイルのオープンワールドSFサバイバルゲーム。エイリアンに侵食され、荒廃した2112年の地球を舞台に、採取・クラフト・建築などのサバイバルや、PvP・PvEのマルチプレイが可能。日本では、4月20日にリリースされたばかりとなっている。

 
 

 一方、Moontonの『モバイル·レジェンド: Bang Bang』はマレーシア、インドネシア、シンガポールなど東南アジアで絶大な人気を誇る5vs5のMOBA。これまで競合であるテンセントの『王者栄耀』が主戦場とする中国国内ではリリースされていなかったが、今回の版号取得により、国内での配信が現実的になったようだ。

 

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 そのほか、STARLINEARのSFファンタジーな世界観のシミュレーションRPG『雾境序列』や、ライトニングゲームスの何世代にも渡って一族を育成する放置系シミュレーション『不朽家族』、bilibiliが配信し、摇光工作室が開発する女性向けタイトル『摇光录:乱世公主』などが版号を取得。なお、今月は国外からの輸入タイトルに対して交付が行われていない。

 

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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