スマートフォンゲームの日々の運用とその効果をリサーチし、ゲーム関連企業へマーケティングデータを提供する「LIVEOPSIS」(提供:スパイスマート)。ゲームアプリの運用情報をいつでもウォッチできる「イベントカレンダー」や、毎月発行しているレポートを提供している。
なかでもレポートは、各国ゲームアプリ市場の最新マーケットトレンド情報を毎月提供。レポート内では、売上・ダウンロードランキングや主要タイトルの運用データの総括・分析、注目のプロモーション事例や新規タイトル情報など、 定番情報に加え旬のテーマをピックアップしている。
2021年3月に配信された「日本マーケットトレンドレポート 2021年2月」では、VTuber調査やユーザーサポート調査などを掲載。
VTuber調査では、注目のVTuber30名にスポットをあて、その特徴やこれまで遊んだゲームアプリなど、さまざまな切り口でまとめている。そもそも昨今のインフルエンサー施策において、いま最も旬なのがVTuber施策だ。YouTuberとの大きな違いは、ゲーム内に登場させたり、マイクロインフルエンサーの数が比較的多くコンテスト系に盛り込めたりと、ゲームアプリとの親和性が高いことが挙げられる。
レポート内では、2021年2月時点のVTuberランキング上位を参考に、事務所の偏りがないように、そして国内向け、ゲームの実況動画に取り組んでいるVTuber30名を抜粋。調査項目は、表現方法や担当デザイナーなどのプロフィールを皮切りに、初投稿日、強み、共演VTuber、ゲーム関連コラボというように、その項目は多岐にわたる。自社タイトルのプロモ施策などで起用する際の参考にしてもらえればと思う。
もう一方のユーザーサポート調査では、ゲームアプリ内に存在する、「FAQ(よくある質問)」や「問い合わせフォーム」の導線や内容を調査してみた。
ゲームでは、有料アイテムを購入したのに反映されない、機種変更をしたいが引き継ぎ方が分からないなど、ユーザーの問い合わせは不規則に生じる。それらが早期解決されない場合、ユーザーの離脱やSNSなどによるネガティブイメージの拡散にもつながりかねないだろう。
本特集では、そうした事態に備えて多くのタイトルが設けている「ユーザサポート」の要素について調査を行っている。調査内容は、主に「FAQや入力フォームへの導線」「FAQの種類」「入力フォームの構成」の3種類をタイトル別にデータとしてまとめている。
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